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今年の一字 2011 [想い…書に込めて]

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気がつけばもう今年もあと僅か。
年の瀬は目には見えないものに追い立てられているような気がして
昔からあまり好きになれないのだった。
どこへ行ってもお正月のものばかりが並び
年末だ、お正月だ、だから何かしろと急き立てられているようで
昔からの習わしというのは、ごくごく自然の生活の営みの中で生まれてきたもの。
静かな日常の中で少しずつ習慣としてきたもの。
だから今のそういった世間の風潮にとても違和感を感じてしまうのだった。
何かが違う、…毎年そう思う。

実家の整理がほぼ終わり、先日引き払いの手続きを済ませてきました。
全てのものがなくなり、がらんとただの箱だけになった部屋を見た時には
さすがに泣けました…溜まっていたものを吐きだすかのように涙が溢れた。
ここに越して来た日のこと。
そして結婚の為、家を出てきた日のこと。
何気なく交わしてきた家族の会話の数々…
そんな色んな事が走馬燈のように駆けめぐりました。
父がいなくなり、そして帰るところもなくなった。
今年はなんて残酷な一年だったのだろう。

*******

毎年、この時期になると
一年の締めくくりというか…今年の一字を書くのを恒例にしていました。
今年の私はこれしかありません…「失」^^;
ひと言で言ってしまえば、この一字に尽きます。
今年はあまりにも大切なものをたくさん失くしました。
父や実家だけではなく、他にも大きなものを、ね…vv
けれどその分、強さを手に入れた。
去年の私より、今の私の方が絶対に強くなってる。
皮肉な話だけれど、経験というものがどれほどの力となってくれることか。
来年は手に入れた強さを優しさに変えていけたらいいなと思う。
色んな人たちに支えられた一年でした。
どんな形であれ、直接ではないにしても
自分がしてもらった事を、今度は誰かのために。
「失」ではあまりに哀しい締めくくりになってしまうので
もう一つの…「強」を今年の一字に決めました。
強いは強いでも、しなやかな強さが憧れ。
しなるように、折れそうで折れない柔軟性のある強さを求めて。

今年はこれが最後の更新になるかと思います。
今年も不定期なこのブログにお付き合いくださったみなさま、
コメントは残さずとも時々お立ち寄りくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
来年は楽しい事、嬉しい事がたくさん更新出来る年になったらいいな。
みなさまにも幸せがたくさん降り注ぐ年となる事をお祈りしています。
また、今年は喪中のため、新年の御挨拶はご遠慮させていただきますので
ご了承くださいませ。

どうぞ佳いお年をお迎えください。
また来年もよろしくお願い致します。

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ごちゃまぜ [書教室]

kyosho_johuku1112-2.jpgkyosho_johuku1112.jpg

今日はお教室忘年会でした^^
色んな事があって…行けるかどうか微妙なところでしたが
何とか都合をつけて参加。
でもやっぱり参加して良かった^^
とても楽しい時間を過ごせました。
しばらくぶりでした…こんな風に過ごせたのは。
日々起こる様々な事は仕方のない事だけれど
それに立ち向かっていくには自分への元気の素も絶対に必要ですね。
それを何やかんやと理由をつけて疎かにしていると
後で回ってくるツケはとてつもなく大きなものとなってしまいます。
色んな事があると億劫になってしまったりするけれど
そういう時こそ必要なものだと今さらながら実感です。

実は…
本当にありえない話なんですけれど
先日提出の書き初めの審査がちょっと前にあったのですけれど
なんと…今年も大賞をいただいたという知らせをその忘年会で聞きました。
もう、私自身が一番驚いています(゜ロ)ギョェ
今回は父の事と重なり、参加を止めようかとさえ思ったりして…
そんなんだから練習も本当にそんなにたくさん出来ませんでした。
いつもは、審査があった日の数日後くらいに受賞者の方は先生からメールをいただくのですが
今年は何の連絡も私のところには入らなかったので
あぁ、今年はやっぱり仕方なかったと思っていたところでした。
ところが、今年は先生の策略で(?)今日の忘年会まで誰も知らされてなかったらしく^^;
全員が自分はダメだったと思っていた…というわけでした(笑)
先生ったら、お人が悪い〜(笑)
それにしても、何があっても参加しておくものですね^^;あは
何があるかわかりません…この世の中。
ひょっとしたら、天の父の手助けもあったかな?…なぁんて思ったりして^^
…とにかく、また来月受賞の挨拶をしなければならないハメになりました^^;
一昨年、もうこれが最初で最後と、清水の舞台から飛び降りた気持ちで頑張ったのに〜(笑)
今回は着物は着ませんが、胸を何かでぎゅっと絞っていこうかなと思っております(笑)

…今年は本当にありとあらゆる事がごっちゃまぜになって押し寄せて来る年でした^^;
この受賞の知らせが、今年最後を締めくくる良い事と思いたいです。

写真は今月の課題より(写真を取り忘れてお教室で撮影のため画像悪しです^^;

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時の過ぎゆくままに [臨書/多宝塔碑]

tahotohi.jpg

ここのところ、寒い日が続いていますね^^;
寒いのが苦手なわたし。
ピンとした冬の空気は好きだけど
寒いのはどうも…><
こたつに丸くなっていた〜い(笑)
あんなに暑い暑いといっていた季節はどこへやら。
今となっては暑さが恋しい、人間って身勝手です^^;

ここずっと実家の整理をしていて
そりゃ〜もう、ありとあらゆる物を捨てる事となりました。
部屋中をひっくり返して、
全てをどうにかしなければならないのですから本当に一苦労。
引っ越すのとは訳が違います。
全てが父との思い出に繋がるものばかり。
けれど私の家に持って来られるものは限られているし
現実として、豪邸に住んでない限りほとんど処分する道を選ぶしかありません。
その処分に、ここずうっと罪悪感みたいなものを感じています。
本当はそっくりそのまま残しておきたい。
実家がなくなってしまうなんて…考えただけで切なくなります。
私の帰る所はもうないのだなぁ…と。
そんなこと、考えてもみなかった。
こんなに早くそんな時が来るなんて。

でも、前に進むしかないので、
えいっと自分を奮い立たせてなんとかやっています。
全てが過ぎ去れば、きっとまた別の角度で今を見る事が出来るだろう。

********

最近、新しく硯を購入しました。
実は、生前に父が「今より良い硯を買いなさい」と言ってくれていました。
多分、本当は何年か先の師範試験が受かったら
お祝いで買ってくれるつもりでいたんだと思う。
それまで自分が間に合わないだろうと知って、
亡くなる何ヶ月か前に私に言ってくれたのでした。
でも、現実には私もそれどころではなかったし、
お金を預かったままになっていて…
何度も硯は買ったのか?と聞かれたけれど
結局、父の存命中に買う事は出来ませんでした。
それで、父が亡くなって少し落ち着いてから
一番最初にした自分の大きな買い物は硯でした(笑)
父にちゃんと知らせたかった。
父の形見代わりにこれからずっと使っていくよってね。
それがこれです↓

suzuri.jpg

端渓の坑仔巌です。
老坑が欲しかったけれど、更にお高いので^^;汗
お店の方の話で坑仔巌でも充分に良い硯だという事でしたのでこれにしました。
多分、父が言ってくれなければ当分先まで手に入れなかった物です^^;
硯は一番後回しになってしまいますからねぇ…
今までは800円のやっすい硯を使ってましたから^^;
随分の出世であります(笑)あは
サイズも縦約20cmと大きめのもの。
木箱を閉めると男の人のお弁当箱みたいです(笑)
お店の方曰く、硯は使い続けてその良さがわかるのだそう。
これで淡墨作品のいい墨色が出てくれたらいいのですが^^
大事に使っていきます!

写真(上)は今取り組んでいる顔真卿の多宝塔碑より。

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証〜あかし〜 [くらし]

kyosho_johuku1111.jpgkyosho_hanshi1111.jpg

父が亡くなって早一ヶ月…今日は月命日です。
身の回りで大きな事が起こっても、時間はゆるやかに過ぎてゆき
何もなかった平和な時と、全く同じ時を刻んでいるのだと思い知らされます。

この一ヶ月、今でもウソのようです。
昨日までそばにいた人が消えてしまうって、本当にウソみたいです。
時間が経って落ち着く事と、
時間が経ったからこそじわじわと感じる想いと…イロイロですが
やっぱり、とても寂しいのだけは変わらない想いです。

それでも、ハッキリと感じた事がひとつ。
父はこの世から消えてしまいましたが
色んな物や場所、風景、匂い、風の感じ…
至るところに父の面影を感じて
普通に暮らしていても、いちいち父との思い出が思い出されます。
それはとても幸せな事だと思いました。
生前、いつかこういう日が来た時に
父とのとてつもなくたくさんある思い出たちが
きっと私の力になってくれる…そう感じていました。
それは本当でした。
父の身体は消えても、
私の中でいつまでもなくならないものたちです…永遠に。
そんなものたちが、私に力をくれています…父がそばにいてくれた時と同じように。

私という存在自体が、父が確かにここにいた証。
だから自分を大事にしながら生きていく。
今も私の中にある父の姿と共に。


*****

…さて。
そろそろ私も前に進んでいかなければなりません。

この数ヶ月、まともにブログを更新することもままならず
書に関しても、まるでそのまま手つかずになっているように
思われていたかもしれませんが
書は休まずずっと続けていましたし
その間それなりに動きもありました。
昇段試験が合格だったこと。 ホッ (-。-;)
毎月の課題、条幅楷書が一番上のランク、無双にあがったこと。
練習時間があまりとれなかった期間中のわりには
まあまあ良かったかな、という感じです^^;
とにかくどんなに時間がなくても毎月の課題だけは欠かさないようにしてきました。
毎日色んな事があっても、筆を持つ時間だけが心の拠り所でしたから…

最近は、師範課題でもある古典楷書の全臨清書にむけて
一回目の全臨の練習がもう少しで終わりそうな所まで来ました。
結局、作品は苦手な顔真卿の多宝塔碑に決定。
全約2000文字。半紙に四字ずつ書き進めるので約500枚。
やっと最近少し顔さんの字と、それ用の筆に慣れてきたところです。
全臨練習が終わったら、清書でもう一回書き直し。
気が遠くなりそうですが、同じ作品をここまでずっと書き込んだ事はないので
これは良い勉強になりそうです^^;

まだ実家の整理などもついてない状態ですが
少しずつ少しずつ普通の生活が戻りつつあります。
母の介護は変わらないので、まだ思った様に時間はとれませんが
その母も、ほんの少しずつ、良い方向に向かっています。
父の死のダメージが心配されましたけど…何とか今の所は大丈夫そうです。
全てが落ち着くにはまだ結構な時間がかかりそうですが
筆を持つ時間は少しだけ増やす事が出来そうです。
それに伴って、ブログの方もまた少しずつ復活していけたらと思っております。
しばらく色んな方々のブログにお邪魔する事もままなりませんでしたが
そちらの方も少しずつ順番に、また拝見出来ればと思っておりますので
長い目で見てやってくださいませ。

気がつけばもう12月。
冷え込む日も増えて来ました。
皆様もお身体だけはご自愛くださいますように…

写真はちょっと遅いですが11月の課題より

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